2010年 11月 03日

俺の妹がこんなに可愛いわけがないを読んでみた

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存在は前から知っていましたが、私はそこまでラノベ大好きな人間でもないので手を出していませんでした
ラノベを読むのは大体アニメが面白かったからという理由で入るのですが
今回もたぶんにもれずにアニメがよかったため

そんなわけで既刊6巻分を一気に読んでみたわけだ

で、結論

どちらかというと大絶賛

自分で言うのもあれだけど、おかしい!
ラノベで面白いって思ったことない!すごい!こわい!
大絶賛とか私めったに言わない!なにこれ!怖い!

久々に胸が熱くなるラノベを読んだ
テキストはいわゆる主人公である京介の一人称形式
だからモノローグばっかりです
ラノベってあんまり読まないけど、絶対的に一人称形式多いよね
圧倒的に書きやすいからだろうけど
しかしモノローグが多用されるからこそ、読み手の主人公の乖離が生じると難しいと思うんだが
ハルヒのようにキョンを徹底的に中立におくスタイルが安全な気がしないでもないんです

個人的には3人称スタイルよりもこっちのほうがすきっちゃすき
でもってマルチサイト的に登場人物ごとにモノローグがあるほうがもっとすきなんだけど

・・・

そんなことはどうでもよくてだ

このラノベ、一体全体なにが面白いかって話
ストーリーは割りと珍しくない
あるところに仲の冷めた兄妹がいました
妹は兄を毛嫌いし、兄は妹を空気のように扱っていました(うおー胸がいてぇwww)
しかしひょんなことから兄は妹の人には言えない超絶オタクという趣味を知ってしまいます
こんなところから始まるどたばたコメディ

は?恋愛要素?
ねぇよそんなもん

は?キャラ萌え系?
ねぇよそんなもん

は?妹とのいちゃらぶ?
ねぇよそんなもん


だからそういう一般的に持ち込まれるエロゲ脳的なことは
一切ねぇんだよ!!
何度も言わせんな

つまり面白さの一端はここにあるといっても過言ではない
いわゆるこの手の設定にありがちなキャッチーな部分が一切ないのだ(後述するけどないわけではない)
だってさー普通エロゲ的展開ならば
超絶ツンデレの妹がデレていくって話を期待したりするじゃん?
でも違うのそんなんじゃないの
まずそれが受けいられない人には向いてないと思います

じゃあ何が楽しいんだって話
お話として一巻完結型で
妹である桐乃からだされる人生相談という形のトラブルを解決していくことが主な構成
これに奔走される主人公京介の愛と涙と友情のお話(いやこれまじで)
このお話がいいんですよ

京介△

まじでwwほれるww上条さんどころの話じゃないからwwwこれwwやばいwww
本来ならばツンデレっぷりを発揮して読者の心を鷲掴みにしなくちゃいけないはずの桐乃が頭がふっとしそうなほどうざい
このうざい桐乃のためありえないほどの奉仕をスマートにかっこよくこなしていく主人公
なのに超クール
妹のことなんかしったことじゃないが・・・くそう、でも!あーわかったよ!やればいいんだろう!
とかいってる、超熱い
自分を犠牲にしてでも、口では嫌い嫌いいってる桐乃への菩薩並みの懐の深さは異常を通り越してもはや神
それがもう面白くってしょうがない
主人公は超出来るやるで、やることなすこと胸を打たれる
桐乃のことは嫌い、でも妹としては大好き
この辺は実際に兄妹がいたりしないと理解しがたい感情ではあると思いますが
主人公の抱える矛盾というものを非常に巧く書き表現してると思います

主人公の活躍を楽しむというスタンスで読む

これこそこのラノベを絶賛する絶対の条件
特に窮地を打破するために、

こういうことを想定して策がないわけではないが、やるのか、やるのかああああ
くそおおおやってやるーーーーー

ってところ、毎回マジほれます
ただ桐乃はうざいです、本気で
ちょっとしゃれにならないでしょう?このうざさ

一応
「過去の兄妹仲は悪くなかったが、何かしらの(主人公の態度による)きっかけで兄を兄と思わなくなった」
という伏線が張ってあります
また以下のように好意的に解釈するとツンデレっぽいポイントを描写してはいるんですが。。。

 1.寝ている兄に馬乗り
 2.わざわざPCのキャッシュをチェックまでして兄の動向を探ろうとする
 3.団体行動中、兄が自分と離れようとすると激怒
 4.兄が自分がシスコンであることを否定すると、怒ってアキレス腱を蹴る
 5.中学2年のクリスマスは、上手いことやって兄とクリスマスデート
 6.そのとき兄に買ってもらったと思われるピアスを後日友達に自慢
 7.兄とラブホテルに入るため、真冬に冷水をかぶる
 8.兄が女と電話しているとみるや、電話の相手に自分とラブホにいることをアピール
 9.中学1年のクリスマスに、兄をストーキングする
10.デート中、兄の目を盗んで似顔絵入りの観察記録をつける
11.自分をモデルとした主人公が兄をモデルとしたキャラクターと恋愛する小説を書く
12.兄が家に女を連れてきたら当然いびる
13.兄のエロゲーの攻略傾向は当然チェック
14.久しぶりに兄に会えたら、陸上で今まで一度も勝てなかった相手に勝てた
15.一番の親友には兄の話ばかりする
16.兄が別の女を部屋に入れたと知って怒り狂う
17.兄のベットでくつろいでいる女は、親友であろうと本気のフライングニードロップ
18.兄が他の女の子とを心配すれば、すかさず嫉妬
19.兄が美人に見とれてたら、兄の耳を引っ張る
20.兄の声援を受ける度に加速
※某所コピペ

上記は概ねそのとおりなんだけど、実際上記ほどストレートに書いてるわけではないのでうざいです
こんな妹可愛いわけがねぇwwwというのが感想


まぁともかくとして、とにかく京介さんの活躍っぷりが半端ないのです、まじオススメ

一応もうちょっと視野を広げて感想を述べると
この京介さん、最初は頼れるかっこいい兄貴なんですが、だんだんと壊れていきます
読者としてあまりの変貌振りについていけんww
妹の親友に対して
最初は、可愛い子だな、くらいの感想だったくせに
いつのまにか
「マイエンジェルあやせたん」
「結婚してくれ」
「着信拒否解除してくれるならなんでもやる」
あやせたん>>>(超えられない壁)>>>>とか平気で言い出すww
まじで吹くww

宇宙やばいねたをモノローグでやりだしたときはもうだめかと思った
作者もうやりたいほうだいすぎwww
それでもかっこいい主人公、ぱねぇwwまじぱねぇっすwwww

最後に演出的にうまいところをちょろっと紹介して終わる
作者が変に背伸びせず、登場人物を少なく、舞台を少なく、とりわけ主人公のみをスコープして書いているのは変に想像が発散せず良いと思います
桐乃がうざいぶん、ちゃんと萌え担当というかそういう層のため黒猫という
あー人気でそうな萌え担当ですね、はいはい みたいなキャラもちゃんと抑えている
こういうキャラの扱いもうまく
5巻にいたってはメインヒロインである
私も読む前は、、、黒猫?しらねぇよww京介さんもっとだせよwwwとか思ってましたが
読んでいくうちに

瑠璃たんもえすwwwwwww
※瑠璃:黒猫の本名

になってたので侮れない
黒猫の「あなたの妹があなたのことが好きなくらいには、あなたことが好きよ」は名言
上記の桐乃の行動をかんがみればべた惚れである、本当にありがとうございました

実は幼馴染からの好意を寄せられていて、ハーレム全開なわけですが
主人公自体はあまりそういうことに突っ込むつもりはなく
鑑賞レベルであやせたんハァハァ状態なので、ハーレムっぽさはないです


まぁなんだ、色々書いたけど個人的にすげー面白いって話だ
特に桐乃のオタクっぷりは、このブログを読んでくださる紳士達には共感できる部分も多いと思う
そういうところも+だ

ただ残念ながら以下の層にはオススメできない
・妹とのキャッキャウフフを期待する人
・恋愛系の描写に期待する人
・主人公の菩薩のような心を理解できない人

もうちょっとだけでいいから、先入観なく読んでもらえると非常に嬉しい
タイトルがキャッチーなだけに、先入観を持たれかねないのが残念ではある
あと、実際に妹がいる人にはオススメしたい

私もいまでこそ糞仲がいいが、思い返せばそういう時期もあったのだ

ということで、珍しくいちゃもんつけることなく褒めちぎって終わった読書感想文
いかがだったでしょうか?
けなすことでしか文章かせげないわけじゃないんだからねっ!


て見返すとそんな文章かいてねぇな・・・
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by minatokako | 2010-11-03 20:29 | グッツ関連 | Comments(6)
Commented by takumiex at 2010-11-06 08:34 x
ほほー、ラノベなど既に卒業した身ですが、たまには童心に帰ろうかなーと思いますた。
Commented by minatokako at 2010-11-07 13:54
ラノベは合う合わないがあると思いますので手放しでおすすめはしませんが、
これはそこそこによかったと思います!
Commented by ユウ at 2010-11-08 03:18 x
お久しぶりです。
アニメ見て面白いなぁと気になっていたので、
このレビュー見て買って読んでました。

まさかの兄燃え(萌え?)ラノベで
読んでいて凄く楽しいですね。
上条さんとは別の味があって良いです。

自分も両親や周囲の人に男の娘好きがばれたら、
次回から慌てずに、恥ずかしがらずに、
「瑞穂お姉さまと千早お姉さまの事を愛してると
言ってもいい!」
と言ってやる事にします(ぇ
Commented by minatokako at 2010-11-10 19:57
>ユウさん
OH、ソーリー
レビューでめっちゃ勧めてしまってますが、いざこれがキッカケの1つとなっていると思うとなんだか申し訳ありませんです、はい

まさかの兄萌えです
妹メインかとおもいきや兄こそ萌えるとか
全国のお兄ちゃんに読ませてあげたい、まったくもうまったくもう
上条さんもかっこいいんですけどね
私にはどうにもヒーロー気取りの偽善っぽさはあまり受け付けないので
もちろん上条さんはカッコイイので偽善の偽はないと思いますがw
本日7巻が発売されたので睡眠時間を削って読んでみようと思います

>次回から慌てずに、恥ずかしがらずに
い、いやww
そこには待った!と老婆心ながら申し上げておきます!w
Commented at 2010-11-13 01:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by minatokako at 2010-11-13 04:01
非公開コメントなので、さらっと独り言のように

アニメは近年稀に見る良作でした
ただ原作はもっと凄かったです・・・

FF14は・・・・w
なんというかあのゲームはもうだめですね、というかゲームと呼ぶことすらいらっときます
何もかも始まってないうえに、すでに終わってしまっています
アプデをしてもまだゴミですからね・・・来年のアプデでやっとFF11と比較できるくらいになる「かも」しれない

リクエストをいただいたのでもう一回くらいは記事を書いてみようと思います・・・


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