2008年 11月 29日

さかあがりハリケーン レビュー

評価:B
※取り急ぎのレビューにつき、涼、ゆかりのみのクリアとなります
  以後継続的にレビューを更新する予定です

ミンゴスー!俺だーー!結婚してくれーーー!
ちょっと使ってみたかったこの言葉
いつの井村屋さんとかふーりんがでるときには馬鹿みたいにはしゃいでるので、
たまには遠山さんで、はしゃいでもいいかなって
久々のいいミンゴスキャラでした
といってもミンゴスのキャラでいいと思ったのなんて、殿子と千早とくらいだけど
あぁ遠山さんね、えぇ、そうだったね、うん、そういう暗黙のルールを平然と破るようなことはしちゃいけないよね

で、そのへんの話はそのへんにしておいて
発売前から体験版を皮切りに楽しみにしていたこのゲーム
実際どうだったのよ?という話ですが、ぶっちゃけ一言でいうと

妙にザワザワと心の奥底を苛つかせる超優等生なゲーム

でした
お話としては、何をしでかすかわからない超問題児の主人公が、監獄送りにされていたところから地元の高校(あー学園っていわなだめか)に転向してくるというあらすじ
そこで主人公の相棒である、おなじく別の監獄送りにされていた超問題児のヤスも加わり、学園を巻き込んでのはちゃめちゃストーリー
という感じですね
とんでもなく誇張してますけど

すくなくても体験版1ではそんな感じだったから期待してしまった
体験版2で、あれぇ・・・実はそうでもないのかな?と不安がよぎり
製品版で、やっぱりか!と回を重ねるごとに評価を下げてしまった
上記の私の書いたお話のざっくり紹介は嘘じゃないです、事実設定はそうなはずですが
蓋をあけてみれば
主人公は全然はちゃめちゃじゃなく大したことも無く魅力もない
という哀しいオチ
この手の話では、いかに主人公の破天荒ぶりによるカリスマ性が問われるのに、それがしょぼすぎると一気に話の格が落ちます
・主人公は別に問題児ではないと思う
・主人公としてはいたってふつーの男の子
・主人公として悪知恵も全く働かず、ただ自分勝手やって勝手に落ち込んでるだけのアホ
・主人公からしてそれだから相棒のヤスも下ネタが多いだけでふつー
この辺でもう私の求めていたゲーム像とかなり違ってきてるなーと感じました
もっとこう、それでも!それでも仙道ならなんとかしてくれる!的な主人公を期待してただけに
でもゲーム内だと仙道ポジションなんですよね、主人公
別にこいつなんもしてねーじゃん、何でお前らそんなに主人公を過大評価してんの?って感じで意味不明に温度差を感じました、もうだめ
ヤスも主人公の悪戯電話ごときで転校してくるとか言う凄まじさをみせたのは最初だけで
基本その後は男子Aみたいな扱いだったのはいただけないですね
設定と素材だけは最良のものを用意できたけど、うまく調理できなかった・・・というより手に余らしてしまったのかしら
世界観と雰囲気は、違ったらごめんなさいね、でも明らかに丸戸さんを意識してるとしか思えません
でも丸戸さんの域に達するのはちょっと無理だったですね・・・木緒なちさん
独自のスタイルでいけば違ったのかもしれないけど、ねこにゃん氏を後ろにつけて、だとどうにも
こっちの妙な期待と相まって肩透かしをくらった気がしないでもないようなそうでもないような
否定的なことばっかり書いてますが、それはかけすぎた期待が大きかったことと、作中での主人公の扱いが過大評価されすぎてて気持ち悪いくらいで
ゲームとしては最初に書いた通り
先々の展開が読めすぎてずっとレールの上を歩いてるだけのシナリオって味気ないよね・・・

さて、色々と偉そうな云々が多くなりましたが、この辺でシナリオについて
ほとんど一本道です
共通ルートが全体の9割で、個別が1割くらい、または8.5:1.5くらいの按配でしょうか
個別ルート至上主義の私としてはかなりいただけない感じです
共通ルートもわくわくどきどきされるものではなく
割りと強引に進んでいくのでちょっとおいてけぼりになります、ユーザー
1.学園を楽しくするために学園祭をやるぞー!
2.おおー障害だー
3.突破だー!
4.どうやら学園祭ができそうだぞ!
5.何!?思っていなかった障害が・・・くそうこいつは厳しいぜ!
6.なにやら突破だー!
というかんじで終わっちゃいます、なんだかなー
そんで個別ルートに移行するんですけどね、また個別ルートが淡白なんだなぁ
ということで以下個別ルート

※1 11/28深夜の時点で涼ルートのみ
※2 +ゆかりルート(明日仕事だってのに何やってんだか・・・)
・涼ルート
ミンg・・・はもういいか
キャラとしては可愛いんだけど、イマイチ設定を極端にしすぎたような気がします
その設定の裏づけエピソード含め
本当はちょっとぶっとんでて、可愛いキャラなんだよ!という魅力がわかり始める個別ルートは瞬間で終わりますしね
共通ルートではいわゆる萌え要素がほとんど排他されてるだけにもったいなさすぎる
どんなに中身がなくとも、涼とのイチャラブイベントをもう1時間分だけラストに入れるだけで私的に大満足だった気がする・・・
細かい伏線にはライターの技が見えるけど、幼少のころのニアミス設定とか
どうして主人公にそこまで惚れたのかというところが雑だったり、なげっぱだったりするので大味なシナリオ感は否めません
ミンゴス云々は抜きにしても一番好きなキャラだっただけに残念無念

・ゆかりルート
年上幼馴染恋愛物としてオーソドックスというかスタンダードだったんじゃないでしょうか
意外にもツンデレ属性を備えていて、くっついてからの描写が気持ち涼より多めだったのでそこは○
萌え要素としてのツボは抑えてきてるのでキャラとしては涼よりたってます
やはり個別ルートのボリュームの少なさにはげんなりしますが、ラストからエピローグに欠けてはしっかり結べているような気も
ただ、ゆかりルートが初回だと苦しいかもしれません
システム的にどうなってるのかわかりませんが、少なくともゆかりルートでは涼とゆかりの過去の伏線というものが全く語られないです
意味もなくゆかりルートの1つの肝に涼が介入してきます
これは・・・涼ルートやってないとお話として穴だらけになってしまうような・・・
涼を過去のこじれの清算にひっぱりだした描写も書かれてないし、うーむ
涼ルートだと、ゆかりと涼の過去の清算というものがメインテーマになっちゃってるので、
それをゆかりルートでやると涼ルートを食っちゃうというか、ボリュームバランスが狂うというか
難しいところなんでしょうけど、だったらだったでもう少し個別ルートのプロットにやりようがあったんじゃないかなぁ
とりあえず、涼の次に期待してた「キャラ」としては満足
シナリオプロットは頑張りましょうってところです

てな感じでそろそろまとめ
・主人公に期待をしない、中身伴ってないのに作中の気持ち悪いくらいの主人公の持ち上げっぷりを気にしない
・個別ルートが短くても泣かない
・どんでんがえしを期待しない
・テンションが高すぎず低すぎずでも頑張れる
・見え見えの展開?それも味だろ?
の以上5点を許容できる人にはオススメできます
戯画マインではないはずです
悪くないゲームですが、いろいろなところに穴があるので完成度は高いとはお世辞にも言えません
シナリオゲーと評するだけのパンチもなく、テキストゲーいうだけのパワーもなしに
さりとてキャラゲーするには演出が鈍い
ただしそれらが決して低レベルってわけでもないので想いの持っていきどころに困るんですよねぇ
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by minatokako | 2008-11-29 00:03 | エロゲ | Comments(0)


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